好きの次は?








部屋に入ると、

台所の方で音がした。




ガチャガチャッーゴトッー。





「‥あの。」

「ぇ?ぅわ!!信さんっお帰りなさいっ」

「‥あっ、ただいま‥です」

「‥あ、、すみません。腹が減ってたもんで勝手に使わせてもらいました。」

「あ、えぇ。」

「‥‥‥何か作りましょうか?」

「あっいえ。座ってください‥後はやりますから。」

「………あっ、はい。じゃあソファーに座らせてもらいますね。」

「………………ええ。」




真貴斗さんは、軽く頭を下げて

ソファーの方へ歩いて行った。

私は何故かとても緊張していて、

きっと家に誰かが居るのが

初めてだからなんだろうな‥

なんて考えながら、

後片付けを済ませて

真貴斗さんの座っている

ソファーの近くに座った。





真貴斗さんは、

少し恐い顔で

無言で座っていた、

機嫌を伺うように

話しかけた。





「あの、真貴斗‥真斗さんは……」

少し口ごもりながら

話しかけたら

いきなり優しい顔になって

私に話してくれた。


「真貴斗…でいいです、本名ですから。」

「じゃあ‥‥真貴斗さん。」

「はい?」

「‥あの、昨日からの話なんですけど。。」

「はい」

「母を知ってるんですね‥」

「‥‥‥‥オーナー、の事ですか?」

「‥‥‥ホストクラブの社長なんですね、あの人。」

「‥‥‥あの。」

「‥‥元気‥」

「え?」

「‥元気に‥してますか?あの人。」

「‥‥‥‥‥‥はい。」

「‥‥‥‥‥‥そーですか‥それで貴方は何でいつも私を?」

「…え?……何の…事ですか?」

「………3ヶ月前あたりからずっと見られている気がしてたんですけど。」

「………………頼まれて。」

「あの人……母‥さんも中途半端な事するのね。……で真貴斗さんは何で昨日ドアの前に?」


「‥‥‥実は…………」






―――――――――――