初恋は君のために




学校に着いたのは
2時間目が始まった
少し後だった。



教室のドアを開けると
一斉に私に視線があつまる



でも



誰も私に声なんて
かけないし



すぐ私から視線を
そらす。



こんなの毎日の事


人を寄せ付けない私に



友達なんていない



クラスメイトの名前
だって知らない。



イジメられてる
訳じゃないけど



友達はいない、



友達はいらない。