初恋は君のために




今日もやっぱり
遅刻の私は


余裕をもって廊下を
歩く。



「ミーナーミーちゃんっ」



この呼び方


軽々しい喋り声



振り返ると



片手をポケットに入れてパックのジュースを
口にくわえている


アズマの姿、



「アズマおはよ」



私は前を向き直して
廊下を歩き出した。