初恋は君のために




少しして落ち着いた私をジンさんは離すと




私の背後に視線を移した



「吉野は村田さんが警察に連れて行った。」




「あぁ」





私の後ろからはリュウの声




「じゃあ俺らは行く」





私は意を決してぎゅっと拳を握りしめた




「待ってリュウ!!」




私の声は大きく響いて


リュウはその声に前を向いたまま足を止めた