初恋は君のために




「アズマ、協力してほしい」




「当たり前だ」




ファイキのたまり場に
急いで戻った俺は



アズマの骨格を上げる笑い方で了解を得た事を確認する。





「…ファイキと吉野組の全面戦争だ」





この俺の声はファイキの連中達の耳に高らかに響いた。