初恋は君のために




その後のマキはいたって普通だった。



放課後、



チャイムが鳴ったと同時に立ち上がったマキは

一瞬私をチラリと視界に入れ




「行くぞ」



それだけ言うと
私の手を引っ張った。



「は?やだ 行かない」




きっとマキの行き先は
ファイキの溜まり場に違いない




もし溜まり場に行って

ジンさんとユキコさんを見たら


自分の歯止めがきかない事ぐらいわかる…