「すぐ着くんで!!」



ニッコリ笑うこの少年



どこに着くんですか?


私はどこに攫われた
んですか?



危険なのか良く分からないこの状況にも



私は何故かいたって
冷静だった。


それは多分



この少年が優しそうだから?




「着きましたよ!!」



少年は自分が車を下りると


私側のドアを開けて
くれた。