「今…友達の家」 ほんの少し、 彼氏と言うのに恥じらいがあり友達と告げる。 …そんな時 私の声がベランダに 聞こえたのか 「どうした?」 ジンさんの声が 部屋に響いた。 そんなジンさんの声に すぐさま反応したリュウは 『あ″? 今の男の声だよな?』 ジンさんの声は電話の向こうのリュウにも聞こえたらしく リュウのドスの響いた声が 私の背筋を凍らした。