初恋は君のために





ー…ガチャリ



私が夢にうなされる中


ゆっくりと私の部屋に
一つの影が落ちた。




影はミナミの汗を指ですくうと、



寂しそうな瞳で
見つめた。




「…ミナミ」



影はミナミの頬を
そっとふれ、



ゆっくりと顔を近づける


けれど、

影の顔はピタリと止まり


ミナミの頬を触る手を

離し拳を握りしめた。



「ー…クソッ」