王子様なんか大っキライ!



「ありがとうございます!」


いつのまにか私の目の前にいる野球部部員。
彼は帽子のツバに手を当てて、頭を下げる。


「あっ黒沢じゃん」
「本当だ黒沢君だ」

さとみと春香が声を揃えた。