王子様なんか大っキライ!



屋上。

だだっ広い屋上にはほかに誰一人いない。

ただ太陽が私を見下ろすだけ。
この太陽の光がコンクリートに降り注ぐ。
コンクリートが、すさまじい温度になり、私は上下から攻撃を受けてしまう。

まるでサウナにいるのかと、勘違いしそうな暑さだ。

汗ばんだ額に張り付く前髪を払いながら、ドアを見つめていた。