王子様なんか大っキライ!

使った。奴が言ったこの言葉で私は全てが分ってしまった。

薄々分かっていたけど、わかりたくなかった事実。
つまりさとみは…さとみは…。

「殺す」
「え?」


「お前を殺す!」
私は右手を大きく掲げ、ナイフを眉間めがけて振り下ろした。