王子様なんか大っキライ!



階段を昇っていく私たち。
すでに私の額には汗がにじみ、踊り場の窓から差し込む太陽が照らす。

いつのまにか黒沢が先行していた。
奴の尻を見ながら私はフーフーと階段を上がっていく。

階段を昇ってまた踊り場についた。
屋上まではもう少し。

ここにも窓があって太陽がホコリを舞い上がらせる。

その中で黒沢は立ち止まっていた。