黒沢はしっかりとついてきている。 大きく口を開いて、だらし無い顔。 野球部でランニングをしているときはいつもこんな顔なんだろう、ふと思った。 そうこうするうちに黒沢は私の横に並んだ。 50メートルくらい走ってきたのに呼吸は全く乱れていない。