王子様なんか大っキライ!



やはり男子に話し掛けるのは緊張する。

いくら相手が黒沢でもさ。

まもなく私は黒沢の背後に立った。

私に見下ろされる、イガグリ頭。

全く微動だにしない。

気づかないのか、あえて無視しているのか?


私は優しく声を出してみる。