王子様なんか大っキライ!



春香は照れくさそうに微笑んでいる。

真っ白な肌が少しピンク色に染まり、普段の春香とは違う感じがした。



「行かないほうがいいと思う」
「え?」

「昼休みに、屋上には行かないほうがいい」

私は春香の顔を見ることが出来ない。

いつのまにか移動をする生徒たちはいなくなっていた。