「おい、澪!」 はっ! あれよあれよと流されていたあたしは千里の声にはっとする 気付けばあたしは豪華な宴会場のような所に来ていた 周囲を見渡せば龍さんや虎さんはもちろんのこと、刺青だらけのお兄さんや昔のツッパリみたいなリーゼントもいる 他にも…女の人や子供まで… (…これ、みな大空組なんねんな) しかし、それでも迫力のある光景にあたしは思わず唾を飲み込んた