「悪いなぁ、お嬢さん
お前さんは世の中の道理ってもんを知ってもらわないと困る
この大空組において、選択肢は“YES”それしかねぇんだよ」



一心の顔はさっきとは想像がつかないくらい険しい顔をしている



さすがの澪も表情一つ変えないものの、何も言うことが出来なかった



「それじゃぁ、あとのことは千里に任せるよ」



先ほどまで険しい顔をしていた一心だか、すでに笑顔に戻っていた




そして、澪は一礼をしてその部屋を出ていった



これから起こる事件が待ち構えているのにも知らずに