あ、あたし質問に答えるの忘れてたっ! 「あ、新入生です」 「俺と一緒じゃん」 そう言って、男の子はあたしに近づいて来る。 後ずさりすると、背中にひんやりと冷たいものが当たる。 「残念。後ろは壁だよ?」 男の子は、あたしを壁に押し付けて、覆い被さる。 近い・・・!前髪があたしの鼻先にあたる。 「なんですか・・・?」 「ん?・・・いや、可愛いなーって思って」 「へ?」