小さな胸を隠す下着は取り払われ、乳房が露わになる。隠そうとすれば彩己に遮られる。葉月は顔が赤くなるのを感じた。

「彩己…」
「葉月、きれい。」

蕾を吸われれば頭の芯がとろけそうになる。女の悦びに目醒めながら、葉月は彩己の頭を胸に抱いた。

彩己の指が下に伸びる。くちゅと卑猥な水音がして、葉月は萎縮した。

「濡れてるよ。」

彩己はいつもの意地悪い笑顔でのぞき込む。

「ああぁっ…彩己…気持ちいぃ…」
「すごく濡れているよ」

彩己は葉月のスカートを捲り上げ足を高く上げた。

「やだっ…」

抗議の声は届かず、彩己は顔を埋めた。

「ぃやああぁぁっ…」

生き物のような舌が這い回る。ぴちゃぴちゃ音を立てて葉月を掻き回した。先程からびりびりと頭を支配する電流は、もはや葉月を捕らえて放さない。