そんなことを思いながら、優斗に連れてこられた場所。 そこは暗くて…… 水の流れる音……そう、きっと川がある。 足場もあまり良くなさそうなのに足元が見えなくて…… 「優斗~……怖いよぉ」 繋がれた手を、ギュッと握った。 「大丈夫だよ。あ、ほら真白、見て」 ゆっくり足元から視線を上に上げると…… 「わぁ……っ!」 そこにはまるで雪が舞っているように、光が舞っていた。