そして…
いつものように楽しい夕食が始まった。

私はおばあちゃんの家に来て…
自分が愛されていないのは間違いだと思った。

おばあちゃんは私のこと心配してくれているし。
歩ちゃんも…顔の傷にすぐに気づいてくれた。
拓也さんが毎晩、勉強も教えてくれているのも…
私が家に戻った時。
ママに怒られないため。

みんな、みんな、心配してくれている。

赤ちゃん。よかったね…
私はそう思った。