「ところで、何か月だったの?」
「3か月だって。旭の誕生日のときには既にできてたっぽいね…」
「そーなんだ…」
公園では子供たちが走り回っている。
「あたし、この子をとにかく元気に育てられればいいかなって…思うんだ。」
「うん。」
「だからそのためにはお父さんって存在が必要だよね。」
「うん。」
「今日、旭に話してみる。」
「頑張れ!」
「ありがと。」
ちゃんと考えてるじゃん。
母親って目をしてるよ、夏奈。
夏奈は気付いてないだろうけどねっ♪
このことは夏奈が旭君に伝えてから憐也に言おう。
憐也が旭くんに言ったら夏奈がかわいそうだもんね。
「ごめん…気持ち悪い…」
「大丈夫?!」
「トイレ~…」
あたしもこんな日が来るといいなっ♪

