見間違い? そう思った だって、羽鳥がいるはずない けど、あれはどうみても── 「…は、とり……」 「クスッ…」 「?!!」 間違いない、羽鳥…そんな、何で……… 羽鳥は後ろを向いて去って行く…… 「っ!」 あたしは急いで彼女の後を追った─…