「っ…うわあぁぁ!!」



狂ったような美佐の泣き声



─何で、泣くの?




あなたは、お姉ちゃんが憎くて殺したんでしょ?



だったら別にいいじゃない



「…人殺し」




小さな、でもはっきりとした声で吐いた。