「えっと…」


「はい、そうです。
すみません…」



『はははは。
山本は素直だな。
いいよ、許してあげる。』


「え??
ほんとに?」


『ほんとだよ。』



すっごく優しいね、先生。


「ありがと!!」


「山本の
素直さには
負けたよ。』




家に電話をかけ終わると


先生はエンジンをかけた。