『うるさい?』



「いや、何でもないです。」


『そうか?
今寝てたよな。』



「それわ…
はい、寝てました。」


『さっき言ったよなぁ、
30分間集中してたら
許すって。』



先生は


楽しそうに言った。



「そうでした…。
すいません。
許して下さい。」


『じゃあ、
放課後、進路指導室で補習な。』




テストが近いから


部活もないしいっか。



「わかりました。」