それからは明日のプレゼン資料の仕上げに集中した。 岩嶋さんに確認するために話し掛けたりすることもあったけど、あまり意識せずにすんだ…… …と思う。 たぶん。 時々、こちらに向ける視線にドキッとすることもあったのは事実だけども。 「篠崎!ちょっと!」 課長に声をかけられた。 チェックしてもらうためプレゼン資料を持ってデスクに向かった。