此処に居る理由。

「ゴメンゴメン。レイチャンからだった!」


『ぅうん。レイコさん何だって??』


「今スタジオ入ったって♪お腹いっぱぃになったし、そろそろ行ってみる??」


『うん♪』


会計を済ませ、外に出ると、やっぱり冷たい風が
吹いていた。



『うぅ〜、寒いねっ。』


「ぅ〜ん。店の中、暖房きいてたからね〜。」


空は低くて、灰色。


でも、気持ちは晴れて、


足並みはスムーズだった。