「いい感じになってきたね。これなら今度の発表会も大丈夫かな」
「ほんと?」
「ええ」
それから数日後のピアノ教室の日。
今やってる曲をみちる先生に見てもらったら、いい感じになってきたと褒められた。
実は約1か月後、みちる先生のピアノ教室に通ってる生徒で、ピアノの発表会がある。
小さなホールを借りて、毎年1回行う。
今練習しているのはそのとき弾く曲。
「優音ちゃん、これで最後になっちゃうのかな。発表出るの」
「うん。多分」
大学進学、就職、どちらになるにしろ、家を出て行く決心はしてるから、みちる先生のピアノ教室も高校卒業したら辞めることになる。
「じゃあ、楽しくやろうね。今回は私の代わりも頼んじゃったし」
「ほんとだよ。大丈夫かな?」
今回、私は幼稚園の子と一緒に連弾することになってる。
毎年みちる先生がやるんだけど、今年は私がその役をすることになった。
「ほんと?」
「ええ」
それから数日後のピアノ教室の日。
今やってる曲をみちる先生に見てもらったら、いい感じになってきたと褒められた。
実は約1か月後、みちる先生のピアノ教室に通ってる生徒で、ピアノの発表会がある。
小さなホールを借りて、毎年1回行う。
今練習しているのはそのとき弾く曲。
「優音ちゃん、これで最後になっちゃうのかな。発表出るの」
「うん。多分」
大学進学、就職、どちらになるにしろ、家を出て行く決心はしてるから、みちる先生のピアノ教室も高校卒業したら辞めることになる。
「じゃあ、楽しくやろうね。今回は私の代わりも頼んじゃったし」
「ほんとだよ。大丈夫かな?」
今回、私は幼稚園の子と一緒に連弾することになってる。
毎年みちる先生がやるんだけど、今年は私がその役をすることになった。

