お風呂から出て、先生に身体を拭いてもらう。


先生の服を着せてもらって、先生もスーツを脱いでラフな格好に着替えた。


リビングのソファーに座らされて、髪の毛を乾かしてもらった。


「寒いの先生」


温かくなったと思った身体なのに、未だに寒さを感じる。


「熱があるな」


先生の手が、そっと私のおでこに触れた。


先生がまた私を抱き上げ、ベットに連れていく。


「少しおやすみ」


私に布団をかけた先生は、ポンポンと頭をなでてくれた。


「先生、傍にいてくれる?」


「ああ」


「一人にしないでね」


それに答えるように、手を握ってくれる先生。


またゆるゆると、私は目を閉じた。