音を奏でて~放課後の音楽室~

「震えてる」


ベットに私を寝かせ、その上から覆いかぶさるようにして私を見つめる先生。


そっと私の頬に手を当てた。


「やめる?」


「ううん」


抱いて、私に今の時間が本物だって思い知らせて。


先生の指が、ブラウスのボタンを外してく。


「優音」


「んっ・・・ふぁ」


だんだん深くなるキスに、頭の芯から痺れていく。


「優音」


先生が何回も私の名前を呼ぶ。


「もっと」


「うん」


私の声に答えるように、先生が私を抱いた。