アネキを俺の方に向かせると予想通り真っ赤な顔がそこにあって笑うと… 少し拗ねたように 「何で笑うの?」 『可愛いから』 アネキの頭を撫でる。 俺って、 こんな甘いキャラじゃ無かったはずのに… アネキの白い頬を優しく触れて 『キス…して、いい?』 声が 指が ――震えた 更に真っ赤になるアネキに 『駄目…?』 と聞くと勢いよく首を横に振るアネキに笑みが零れて、 やばいほど心臓がうるさくなった。 アネキは少し息をはくと 目を閉じて俺を待つ…… あぁ、 俺の心臓壊れたかも