尊敬する石ノ森先生。

お亡くなりになられて、どのくらい経つでしょうか。

勿論先生とは面識がある訳ではありませんが、僕は先生の作品を幼い頃からずっと見てきました。

仮面ライダー、人造人間キカイダー、サイボーグ009。

子供の頃は、ただヒーロー物としてワクワクしながら見てきた先生の作品。

しかし、大人になった今はわかります。

先生の作品は、ただの勧善懲悪ではなく、異形の姿になってしまった者の苦しみ、人間ではなくなった者達の悲哀が込められているのですよね。

そのメッセージ性に、今更ながら三流物書きの僕は、心が揺さぶられるのです。



この『MH』は、先生の仮面ライダーをモチーフに書いてみました。

僭越ではありますが、この作品を先生に捧げます。

先生がお読みになったら、どんな風に思われるでしょうね。