「ただいまぁ…」

「こんにちは」

「おぉ!琴音、准君、おかえり。」

「お父さん、用はなんなの?

デートは延期にするわ、

准兄ちゃんも私も帰って来るのに
わざわざ帰らせるなんて

なにか大事な用があったからでしょ?」


私は二人で買い物がしたかったのに…。

「その服可愛いじゃないか、どうしたんだぁ?」

「准兄ちゃんがくれたの♪って……
話しを反らさないで!」

「そっかぁ、よく似合ってる。
准君、すまないね(笑)」

「いえ、大丈夫ですよ。」