母は怒りながら、泣いていました。 「貴方が、どうしてそんな事をしたのかは聞かない。 でも、貴方がいなくなったら、お母さん、どうしたらいいの? 来世、貴方に会えるかも分からないし、もう、一生逢えないのよ? 命を粗末にしないで!」 私は、その時思いました。 「お母さんは、こんな私でも必要としてくれてるんだな」 って。 そう思ったら、命を絶とうとした事に申し訳なくなってしまって・・・・。