「「尚……」」


 二人の声が重なる



「いないみたいだね……」


二人はうなずく





……
…………
…………………
……………………
…………………………

「あ……」

千尋が指をさす

「アレ…修ちゃんじゃね?」


「えっ!?」



☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆




俺が家出した理由…


別に家族が嫌な訳じゃない


ただ…尚が千秋が好きだって知ってイライラして親にあたって…



そろそろ帰ろうかな…多分皆心配してんだろーな


「修ちゃーん!!」



 !?



声がしたとこに立っていたのは尚……と千尋と千秋



なんか気まずい…



「心配したんだぞ~修ちゃん」


千秋が肩を組んでくる


「あんたねぇ……さっきまで…「しー!!」


 ?


「よかったぁ…修ちゃん帰ろ?」


尚あったかい…