その後のユカ様の落ち込みっぷりも激しくて、次の日もまた次の日もしょんぼり・・・・。
日を追うごとにしょんぼり加減が増していって、話しかけてもため息ばかりのうわの空。
一度あたしに怒りをぶつけて気が済んだのか、今度は炭酸が抜けたソーダみたいになってしまった。
───*。゚
「先生はさぁ、友だちの恋愛相談にアドバイスをするとき、立場ってあると思います?」
「はっ? 何それ、クイズ?」
「いやいや、聞いてるんですよ」
なんとかして元気づけてあげたいけど、何も閃かなくて・・・・結局、困ったときの俺様頼り。
「何度問い合わせてもメール来ないの。あたしフラれちゃった」とユカ様が泣き出してしまった日、もう限界だと感じて先生に相談してみることにした。
告白しても先生の態度は何も変わらず、居残りも続いている。
あの雨の日の出来事は夢だったのかと思うほど、いつも通りの先生にあたしは拍子抜けで。
こうして普通に会話ができるのは嬉しいことだけど・・・・なんなんだろうね、この関係。
アタック不足?


