36.8℃の微熱。

 
その後のユカ様の落ち込みっぷりも激しくて、次の日もまた次の日もしょんぼり・・・・。

日を追うごとにしょんぼり加減が増していって、話しかけてもため息ばかりのうわの空。

一度あたしに怒りをぶつけて気が済んだのか、今度は炭酸が抜けたソーダみたいになってしまった。





───*。゚


「先生はさぁ、友だちの恋愛相談にアドバイスをするとき、立場ってあると思います?」

「はっ? 何それ、クイズ?」

「いやいや、聞いてるんですよ」


なんとかして元気づけてあげたいけど、何も閃かなくて・・・・結局、困ったときの俺様頼り。

「何度問い合わせてもメール来ないの。あたしフラれちゃった」とユカ様が泣き出してしまった日、もう限界だと感じて先生に相談してみることにした。


告白しても先生の態度は何も変わらず、居残りも続いている。

あの雨の日の出来事は夢だったのかと思うほど、いつも通りの先生にあたしは拍子抜けで。

こうして普通に会話ができるのは嬉しいことだけど・・・・なんなんだろうね、この関係。

アタック不足?