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あたしがどうしてここまで約束にこだわるのかには、そりゃもう、深い深いワケがある。
先生に“自分は嫌われている”と勘違いされてから早3週間。
やっと今日、努力の甲斐があってラーメンをごちそうできる運びになったのだけど・・・・。
最初の1週間は勘違いだと認識させるだけで終わり、次の1週間はそれを解くのに費やし。
最後の1週間でなんとか約束を取りつけた、というワケなのだ。
言葉にするのは簡単だけど、実際は何度も何度も撃沈し、そのたびに「分からず屋!!」と叫んでしまって一から出直すハメに・・・・。
すごろくゲームに例えると、あと少しであがりなのに出た目の数が運悪く『ふり出しに戻る』の位置に毎回なる、という気分で。
かなり苦労したのだ。
「せーんせ。あたし、先生のコト嫌ってなんかないですよ♪」
「早く帰りたいからってヨイショしてもダメ。今日の居残りぶんが終わるまでは帰しません」
「別にそんなんじゃ・・・・」
かわいこぶっても成果はなく。


