マクドガールのだいぶ的外れな見送りの言葉と、ユカ様の下品な笑い声とともに・・・・。
トホホ〜。
それにしても、もとはと言えばユカ様、アナタのせいよ。
かかなくてもいい恥を短時間でたくさんかいちゃったじゃないの!
その憎しみを込めて、まだアヒァアヒァと笑っているユカ様のお尻を力いっぱい鞄で叩く。
「いたっ!なにすんのよ!」
「それはあたしの台詞!昼間っから変なことを言うからでしょ!?」
「あたしのせいかしら?」
「そーよ!!」
ホントにもうっ!!
クリーニングから戻ってきたばかりの制服は即洗濯だし、マック臭はプンプンするし。
あのマクドガールの中じゃ、きっと忘れられないお客さんになること間違いなしだろうし。
怒りの矛先を誰に向けたらいいっていうの? ユカ様じゃんかっ。
けれど・・・・。
「チューとかエッチって言っただけじゃん。それを“しろ”とは言ってないもんね〜」
「・・・・!」
「だいたい、茜ちゃんが免疫なさすぎなのがいけないんでしょ!」
「・・・・!!」


