するとそこには、先生にしっかりと抱かれたあんこの姿が・・・・。
今にもあたしのところへ駆け出してくるといわんばかりに、先生の腕から身を乗り出していた。
「あんこ・・・・!!」
あたしが名前を呼ぶと、今度は身をよじって暴れだすあんこ。
先生はやれやれといった感じであんこを下ろしてやって。
あんこがあたしに向かって突進してくる間、その姿を眺めていた。
「ありがとぉ、せんせ〜!! バカって言ったのに探してくれて!」
先生のところ───公園の入り口まで、あんこを抱いて走る。
ついさっきまではここのど真ん中でまた泣いていたけど、そんな涙はどこかへ飛んでいった。
先生はラーメンを食べていなかった!あんこを探してくれていた!
勝手に悪者にしてしまった謝罪の気持ちと、見つけてくれた感謝の気持ちと・・・・どれだけの言葉を並べたらいいんだろう。
「俺ってスゲーだろ?」
「うん!!!!」
あんこの頭を撫でながら、得意気にそう言う先生。
本当にすごい!
俺様口調も光っていますよ!


