午後0時 突然君がカフェに呼び出した
珍しいこと 外に出るのも携帯鳴らすのも
いつも隣にいたから
着信履歴には初めての君の名前

真剣な表情をして ひとつため息をついた
嫌な予感 それは当たった
「今度、海外に行くことになった」

だからせめて だからせめて
もっと君に触れていたいの
今だけ、今だけでいいから
いつかきっと いつかきっと
私から離れて行くんでしょ?
君の背中押してあげられるように
To be your girlfriend

君の指に光るピンキーリング
私とお揃い
それをさすって恋焦がれるように私を見た
気まずくなって
思わず目をそむけて手を強く握った

強がりで素直じゃないから
泣いたりできない
可愛くないのも 分かっているけど
「行ってらっしゃい、元気でね」

もっと君に もっと君に
優しくすればよかった
そうしたら君は今 私の前で涙してた?
サヨナラと サヨナラと
言いたいけど言えないの
だって私はこの気持ちをまっすぐ
伝える術を知らない

だっていつも、君は私の心汲み取ってくれた
私は何もしなくてもよかったの
もう そんな日々も終わりなの?
私から言わなきゃ伝わらない?
相応しい愛の言葉を知らない...

もっと君に もっと君に
「好きだよ」って...
もっと君に もっと君に
「愛している」って...

だからせめて だからせめて
もっと君に触れていたいの
今だけ、今だけでいいから
きっといつか きっといつか
また隣同士で笑えるように
君の背中押してあげられるように
To be your girlfriend

To be your girlfriend