組長×総長


そんなに不満があるのか…?


亮「俺は龍太には幸せに人生送ってほしいって思ってる。お前には親父がいる。母親もいる。毎日、毎日、俺のためについてなくてもいいぞ?な?俺と同年代だろ?なんで敬語で話すんだ。俺が嫌いか?ムカつくのか?」

龍「嫌いじゃない…。好きでもない…。俺は初めて亮さんに会った時、この人について行こうって思った。なにがあっても守ろうって思った。両親が生きてるかなんて俺には分からない。生きていても俺は両親の顔なんて覚えてない。俺は、狼崎さんに拾われたんだ…。」


龍太は俺の目見て話してくれた。

なんか、嬉しくなった。


亮「龍太…、悪かった。後、ありがとう。お前は俺の大切な家族だ。な?だから、俺の前では敬語じゃなくて、普通に話してくれ…。俺が独りぼっちになったみたいで嫌だ(笑)」

龍「わかった!ありがとな。改めてよろそくなっ!!」


なんか、龍太の中にある何かに火が灯された気がした。