「えっ?!」


上に乗った女の人と目が合った。


「あっあっ・・・・・あの・・・・・スイマセン(>0<;)!!」



結衣は焦って手に持っていた物を落としてしまった。


「スイマセン!!!」


もう一度大きな声で謝ってダッシュで部屋を飛び出した。


「ちょっと=3」


「ちょっと待って=3」


結衣は部屋の中から呼ばれている事など全く耳に入らない(≧0≦;)!!!


エレベーターに飛び乗り1階に着いて、


マンションを飛び出し一心不乱に走った。


追いかけて来てる?!


怖くて振り返る事もできない(;0*)


信号を3つ越えた所で、



恐る恐る振り返ってみる・・・・


「はぁ~~~~~~(ToT;)追いかけてはいないみたい・・・・」


結衣は立ち止まった所にあった電柱にもたれかかった。


「どうしよう・・・・(+0+;)」


『あの人が社長なんだよな・・・・顔は全然見えなかったけど、社長のあんな所見ちゃったよ・・・・」


「絶対にヤバすぎる首になるのかな・・・」


まだ息の整わない結衣は肩で大きく息をしながら、さっき見た映像を頭の中でスライドさせていた。



「あっ~~~~~~~∑(T▽T;)!!」


少し落ち着いて、結衣は大声を上げた。


道を歩く周りの人に振り返られ、



「あっスイマセン何でもないです(-0-;)」


お遣いを頼まれた書類を社長の家に落としてきた事に気がついた。