恋せよ男女(オトメ)

『どうしたんだろう・・・・・』



『何か怒ってたみたい・・・・急ぎの用事なのかな・・・・』



結衣の頭の中はグルグルフル回転で慎一郎の事を考えていた。




しばらくして・・・・・



♪~♪~



「着いたよ!」



到着の電話が入った。



「スグに下ります=3」



結衣はジャージ姿のままマンションの下に向かった。



「?!」



慎一郎はジャージ姿のままの結衣に気付いて



車の外に出た。



「・・・・・・。」



「その格好で行くの?」



「・・・・いえっ=3行きません(>0<;)!」



「じゃー着替えて来たら=3」



「ううんっ=3行かないです!」



「はぁ?!  何で?!  食べてないんだろう(>0<#)」



慎一郎は結衣の訳の分からない遠慮に段々腹が立って、口調が変わっていた。



「前にも言ったよね変な遠慮すんなって=3」



「あっ・・・・ハイ  でも・・・・」



「どーせお金がなくて・・・・」



慎一郎は言いかけて言葉を飲み込んだ。



『家賃を払う為に、ご飯を我慢してるクセに!』



と、言ってしまうのは可哀想か・・・・・



「待ってるから早く着替えておいでよ=3」



「・・・・。」



「じゃっ そのまま行くか?!」



「・・・・着替えて着ます(≧0≦;)」



結衣はマンションの中に走って戻った。