恋せよ男女(オトメ)

「友里・・・・・」



「何・・・・・?」



「あのさ~ もう電話しないでくれないか・・・・・」



「えっ?・・・・・ 何?!」



「今日でもう会うのは最後だから=3」



「電話もしないでくれ。」



友里は慎一郎の突然の言葉に呆然とした。



「何で(>0<;)?」



女は自分だけではない事くらい分かっていたけれど、完全に拒否された事は初めてだった。



「どうして急にそんな事言うの?彼女ができたの?」



「・・・・そんなんじゃない」



「じゃーどうして いつも会ってくれたじゃない=3」



「これからもこのままでいいの・・・・こうして会ってくれるだけで・・・・。」



「それも無理!」



「とにかく今日が最後だから・・・・」



友里の目には大粒の涙が今にもこぼれ落ちそうなほど・・・・



「俺たち泣くような仲じゃないだろ・・・・」



友里の涙にも慎一郎の答えは全く変わらない。



「好きな人ができたの?」



「・・・・・。」



「そうなんだ(-_-;)」



慎一郎は何でここに来たのか・・・・ふと考えた。



『電話を取らなければ済む事だったのに・・・・』



結衣に言われた事が気になったのか・・・・面倒な話をするのが嫌だから特定の彼女を作っていなかったのに