恋せよ男女（オトメ）

「うっ・・・・・（￢０￢）」



怒るはずの二人の顔は柔らかくならざるを得ない様子。



何メートルかのドライブ。



慎一郎は車から降りて二人の後を歩いた。



明らかに女生徒が多い学校のカフェに完全に浮き上がっている慎一郎。



『この注目は何だ・・・・・（－０－；）』



やたら注目を浴びていることにいたたまれない気分



「ここって僕が入っても大丈夫なの？！」



「全く大丈夫～問題ナシです！」



「そう・・・・かなり見られてるんだけど・・・・」



「そりゃ＝３」



男性が入ってくるだけでも目立つのに、慎一郎の容姿だと注目されても当たり前。



恵子は思わず口に出してしまいそうになった。



慎一郎と一緒にいる事で恵子と紀子も注目を浴びていた。



「ここに座ってください＝３」



３人はcafeの端の方の席に座った。



「何か飲みますか？」



紀子が聞いた。



飲み物を目の前に２人は慎一郎をジッと見つめた。



「・・・・・。」



「何から話せばいいんだろう・・・・」



「何も話していただかなくていいですよ＝３　とにかく結衣はバイトが忙しいので辻さんとは一緒に仕事しませんから！」



「・・・ああ、そこからネ＝３」



慎一郎はカバンから名刺を１枚取り出した。



２人の前に差し出した。