「慎ちゃんはやっぱり篤君が言ったみたいに仕事だけなんだね!」





「・・・・。」





大粒の涙を流しながら訴えた。






「それは違うよ!」





結衣はまた布団をざっくりとかぶってしまった。






「結衣ちゃん=3」






「結衣ちゃん=3」





「勘違いするから、もう優しくしないで(>0<;)!!」






「・・・・・はぁ(-0-;)」





何も言えない自分が歯痒い。





「もういいから  ほっといて=3」






それ以降もぐったまっまの結衣は慎一郎の呼びかけには答えなかった。




仕方なく部屋を出る。



「・・・・。」




女として・・・・




結衣の部屋からもれてくる泣き声は程なく聞こえなくなった。





「眠ったか?」






静かになった結衣の部屋をあえて見には行かなかった。






『明日ゆっくり話そう・・・・』





お酒のせいか・・・・考えながら眠ってしまった。