「一緒に飯食おうよ(^-^)/」





室井の言葉に、





「今日は行きたい所があるんだ=3」





慎一郎は結衣の手を引いて席を立った。





「結衣ちゃん~  じゃまた今度!」





「あっ・・・・ハイっ=3」





ろくな挨拶もせずさっさと立ち去ろうとする。





「慎ちゃん(>0<;)!!」





慣れないヒールによろける結衣の腰に手をあてた。





「・・・・・。」





「篤と何話てたの?」





本当は聞きたい・・・・・





篤に腰に手なんか回されるなよ・・・・・





横に並ぶ結衣を見た。






「アイツ・・・マジであの子の事気になってるみたいだな~」




「・・・・・そうみたいですね。」




「そうみたいって・・・・お前も気に入ったんじゃなかったのか?!」





「・・・・・・。」





長い付き合いの室井ですら思うのだから間違いない。





篤は初めて一緒にいたいと思った人が憧れの慎一郎の思う人。





「かなうはずがない・・・・・・かぁ。」





あきらめきれない・・・・・





でも慎一郎と並ぶ結衣の姿を見たら





あきらめざるをえない気がした。