恋せよ男女(オトメ)

『・・・・・(^-^)』






「慎ちゃんがスーツ着てたら大人って感じ~」





「ハハハァ~もう十分大人だけど=3」





「そっかぁ~そうだよね!」






「スーツ、そんなに好き?」






「うん だって超格好いいもん!」






「普段も格好いいんだけどね・・・・・」






結衣は小さな声でつぶやいた。







慎一郎は結衣の顔をそっと覗き込んで、






「・・・・・hu♪   ありがと~」






やさしく微笑んだ。







慎一郎の足がピタリと止まった。






「・・・・・?」






「ここ~」






「(>0<;)めちゃめちゃ高そう・・・・・!」






結衣の声は全く届かなかったのか、先々と慎一郎は結衣の手を引いて入って行った。






「いらっしゃいませ~」






明らかに結衣が行くようなお店の店員さんと違う。





いらっしゃいませの角度まで・・・・・






「慎ちゃん!」






慎一郎は奥へ奥へと入って行き






「いらっしゃいませおまちしておりました。」





「こんにちはっ」






お店の中で一番エライ感じの人が挨拶をした。






「この間お願いしていた物を~」






慎一郎と結衣は案内され、尚奥の部屋に通された。






少しして真っ白なテーブルの上に3着のカクテルドレスが並べられた。